九州の観光地 3 鹿児島市 中村晋也美術館

1鹿児島には、文化的な物が多く存在しとても魅力的なところですね。歴史的な物も数多いのですが、今回は現在進行形で後世に残る物を生みだされている、彫刻家 中村晋也先生の「財団法人 中村晋也美術館」にお邪魔いたしました。芸術には疎いし、文才もないので素晴らしさを表現できない事が残念です。一人で訪れたのと、他に見学者の方がいらっしゃらなかったので館内は貸し切り状態でとても贅沢に、先生の作品と自分の世界にどっぷりはまれる時間を過ごさせていただきました。大きい作品であれば高い台座にあったりして目の前で銅像を見る機会は無いように思います。こちらでは、目の前にその作品の数々を見る事が可能です。馬が駆ける時の筋肉の動きの躍動感は、圧倒されます。思わず自分の手や足と見比べながら館内を回りましたが、「ミゼレーレ」の部屋の差しのべられた手の柔らかさは、本当にすがりつきたくなるようですし奈良薬師寺に奉納された「釈迦十大弟子」地を力づよく踏みしめる足の指先まで本物以上の存在感があります。愛の国伝説」「菊池武光公」伝説や歴史上の人物までどの作品も、現実に動いている場面をそのまま切り取って時間を止めているようで、もしかしたら動くのではと錯覚させられます。帰って、作品写真集を眺めながらやはり先生の作品は、実物を見るのがなによりだと思いました。

「財団法人 中村晋也美術館」http://www.ne.jp/asahi/musee/nakamura/index.html

 鹿児島市内から電車で行ったのですが、美術館の近くの「上伊集院」駅で駅長さんに道を尋ねていると「ご案内しますよ」と地元にお住まいのご婦人が声をかけて下さいました。駅から徒歩30分の距離を鹿児島の観光案内も交えてお付き合い下さって、本当に頭がさがります。ちょうど、宝来屋さんの大分の名物椎茸佃煮かぼす入り持っておりましたのでお礼にお渡しすることができました。不案内な土地で受ける親切は、とてもありがたいものですね。

そのほか、照国神社にある照国文庫資料館を訪れました。鎌倉時代から続く島津家の歴史を映像で紹介(約8分)とてもわかりやすかったです。

旅といえばグルメも

●天文館「むじゃき」の白クマ

●カジュアルレストランまきのクロクマ

●鹿児島ラーメン「こむらさき」

●鹿児島ラーメン「我流風」

●両棒餅

地域ならではの個性あるグルメでとてもおいしく頂きました。

帰りの九州自動車道では、通り過ぎる町を眺めながら、ここからも、あそこからも、ゆつぼ亭に来て下さった方もいらっしゃたなぁと思いにふけりました。

最後に今回、ご案内下さった「ひといきや」さん、本当にお疲れ様でした。深く感謝いたします。

飯田高原・湯坪温泉にある温泉宿「ゆつぼ亭」は和と洋の建築様式が溶け合う離れが人気の宿です。

九州の観光地 2 霧島

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「鵜戸神宮」から霧島温泉へ入る前に「霞神社」へまいりました。大きな鳥居をぬけ、700段ある参道を上り境内にはいりました。こちらのルート以外にまだ楽な道があるのですが、ちょっと大変ですが登りきったあと、この地を訪れる事が出来たことに感謝して参拝。神蛇祠前は展望が素晴らしく、山々を抜けて吹いてくる風を受けると、とても清々しさが増しました。境内は私たちだけで、とても贅沢な空間を過ごさせて頂きました。また、社務所にいらっしゃられる方が、白蛇様が見れなかった私たちの為に特別に写真を見せて下さいました。本当にありがとうございました。引いた御神籤も旅立ちの項目に幸福が多い、とあり正にその通りでした

霞神社(白蛇様)由来

霞神社より、西南の位置にそびえる霧島連山は往古から、山岳信仰の一大中心地として多くの人々の心をとらえてきた。
「霞」とは、修験道の綱張りを意味する言葉であることから、かつて、霧島六所権現参りを行う前に、修験者たちが詣で、白蛇様の棲息する山頂岩座を依代して、修行の無事と世の安泰を祈願ったという。
太古の昔より、山頂岩座に棲息するこの白蛇様は、現在もなお、遠近を問わず、多くの参詣人の心を惹きつけてやまない。

全長30cm程度の大変小さな蛇が白蛇様と呼ばれる理由は、保護色であるためにいくつもの体色を有し、特に、岩肌の白色に反応し、白い姿を我々の前に現すことがあるからという。。
俗に云う青大乗の白化したものとは全く種類の異なるものとの事。

向かう、霧島温泉は「霧島屋久国立公園」近くで、特に霧島エリア私の住む「阿蘇くじゅう国立公園」自然環境が近く親近感がわきました。こちらでも、「ミヤマキリシマを多く見かける点や、お宿でヤマメや、たらのめを頂いたのでなおさらですが。温泉は硫黄泉で白濁しており、素晴らしいです。やはり温泉はいいですねー。九州には特色豊かな温泉が数多く存在しているので楽しいですよね。翌朝は、近くの南九州最大の神宮「霧島神宮」に参拝させていただきました。朱塗りのあでやかな社殿、美しい神社は西の日光とも称せられているとか。掃き清められた参道には、苔が美しくはえており、とても爽やかでした。そして、ご神木の大きさに圧倒されました。樹齢800年の杉の木は57mとあり、杉の産地の大分県でもなかなかお目にかかれない高さです。神主さんと少しお話させて頂いたのですが、お知り合いの神主さんのお父様が九重町にお住まいとおっしゃられたので、とても驚きました。悪いことは絶対できませんね。こちらで御神籤を引いたら「大吉」が出ました。とてもうれしかったです。お言葉は

桃桜 花とりどりに 咲き出でて 風長閑なる 庭の面哉

春らしい句で、ゆつぼ亭にもどりましたら庭の、「ミヤマキリシマ盛りでなんとも、さすがでございます。

 

湯坪温泉より霧島神宮へは、所要時間4時間19分です

 

飯田高原・湯坪温泉にある温泉宿「ゆつぼ亭」は和と洋の建築様式が溶け合う離れが人気の宿です。

九州の観光地 1 青島神社・鵜戸神宮・日南

1今回は、地元を離れてホームページリニューアルの際にご協力頂いた、別府駅前のバリニーズトリートメント・マッサージ「ひといきや」さんのご厚意ととりはからいで、青島島、鵜戸神宮、霧島温泉、鹿児島市をご案内してくださいました。

「阿蘇くじゅう国立公園」のおひざ元に住む私には、「日南海岸国定公園」青島神社周辺日向灘や「鬼の洗濯岩」の自然の景観は同じ九州でも別天地で感動いたしました。また、青島神社は、ここならではの御神籤や祈願などがあり、とても楽しめました。

●貝を2個投げ占う

●杯を投げ占う投瓮所

●境内で貝を探す

●こよりを「夫婦ビロウ」に結び祈願する

●人型の紙に願いを書き水に溶かすなど、まだまだあります

「青島亜熱帯植物園」も立ち寄り、南国らしい色鮮やかな花々を堪能いたしました。ついでに、地元産「マンゴーのソフトクリーム」も美味しくいただき、良いお天気に恵まれ、太平洋の風を受け「鵜戸神宮」へ。途中の道の駅では「海老ソフトクリーム」も頂きました。

「鵜戸神宮」は下岩窟(海食洞)内に本殿が鎮座し、参拝するには崖にそって作られた石段を降りる必要があり、神社としては珍しい「下り宮」のかたちとなっていて、また、感激。露出する岩肌も滑らかでマーブリング模様がおもわず、バームクーヘンを連想してしまいました。境内から望む岸壁の力強さ遠くの海岸線など行く先々で自然美に心踊らされます。先ずは、この地を訪れることが出来たことのお礼を申し上げ、

●亀石 – 本殿前にある霊石で、豊玉姫が海神宮(わたつみのみや)から来訪する際に乗ったが石と化したものと伝える。石頂に枡形の穴が開くことから「枡形岩」とも呼ばれ、その穴に男性は左手、女性は右手で願いを込めた「運玉」を投げ入れることで願いがかなうといわれている。があり、挑戦!みごとにホールインワンしたのですが、投げる事に集中してしまい、お願いごとをしそびれました・・・

湯坪温泉から青島神社まで所要時間4時間50分かかります。

 

 

 

 

飯田高原・湯坪温泉にある温泉宿「ゆつぼ亭」は和と洋の建築様式が溶け合う離れが人気の宿です。