田舎語りと笙とギターのコラボ

 

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田舎語りと笙とギターのコラボ

5月23日(日)に「湯坪温泉ふるさと里を楽しむ会」が中心となって湯坪集落センターで催されました。

主に来賓の方は地元の方でしたが、来年はもう少し輪を広げ他の地域の方も足を運んで頂けるイベントに育てていければと思っております。

「田舎語り」 時松和弘さん

大分県九重町 農家民宿「おわて」主人
大分県玖珠(くす)郡九重町では、「トキのすめる里づくり」を目指して、人々の連帯の輪が広がっている。
その旗振り役である時松さんは、昔ながらのくらしにこだわり、身をもって自然との共生を実践している。

思わず笑いがこぼれるお話を地元の方言で、年輩の方々には「そうそう、そうやった」と懐かしく若い方々には新鮮な昔の人々の日常の営みを語ってくれます。「蜂が家に巣をかけたならハチマン様がきたと言って末広がりで縁起がいい」「蛇に1匹出会えばイイことがある2匹出会えば怒らるる、3匹出会えばご馳走にありつく」何とも、昔の方との自然と接する時の距離感はやはり違いますね。物事をポジティブにとらえられる感性は、お手本にしたいと思います。

「笙」の演奏 藤井絵里さん

1962年東京生まれ。
小・中・高校を緒方で過ごす。
笙(しょう)の演奏家で、現在豊後大野市緒方町在住。
東京生まれの藤井さんは、幼少期を豊後大野市緒方町で過ごしました。大学から上京し、今再び緒方へ戻って、笙(しょう)の演奏や地域活動へと飛び回っています。

直接、「笙」を目にするのは、初めてでした。宮中雅楽などで、とても敷居が高く感じておりましたが古典の楽曲だけではなく、童謡なども演奏して下さり、少し理解する事ができました。「笙」は、常に火鉢であぶりながらでないと音が出ないそうで、合間に楽しいお話を交えてのライブでした。

来年も、このような催しをさせて頂くと思います。次回は、もう少し時間をかけて告知をしていきたいと思いますので、ご興味がある方は是非、ご参加くださいませ。心よりお待ちいたしております。


飯田高原・湯坪温泉にある温泉宿「ゆつぼ亭」は和と洋の建築様式が溶け合う離れが人気の宿です。

伝統の美 絣&竹展

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なつみ娘サロン 茶壺(サコ

大分県玖珠郡九重町大字田野 飯田高原 ℡0973-79-3230

伝統の美 絣&竹展にお邪魔いたしました。ご両人は、九重町を拠点に活躍されております

当日、作家さんお二人に直接お話しをうかがえる機会に恵まれ

作品に対する思いや生みだす時の苦労されたお話を聞く事ができました。

竹工芸作家 岐部 笙芳 さん は、20年前、36歳の時にに別府市の職業訓練校で竹工芸を選択されてこの道に入られたそうです。作風は、とても繊細かつ、しなやかなで竹の持ち味を生かした物でした。

町内にたくさんある真竹、孟宗竹等の竹資源を使い、自然の美、暮らしの温もりを込めて作った竹工芸品です。竹は、日常的によく目にするからこそ「竹からてこんな作品を生みだせるんだ」とあらためて関心させられます。年代をへて、さらに風合いが増すところもいいですね。ご自身がいらっしゃる事もらあり「どうぞ、触ってみてください。伝統工芸は触ってもらわなくては」とお声かけ下さったので、恐る恐る手に取り拝見させていただきました。(バック、菓子器、茶卓など)なめらかで軽く手になじむ感じがしました。

今は、アメリカで個展を開くなど、海外での評価がとても高く、そちらを拠点にして元気にご活躍中です。

絣作家 てしま ひろみ さん 重要無形文化財久留米絣技術保持者会会員図案・手括り・ 種糸かき、織りと全行程を丹念に仕上げていきます。織るのは五反ですが、着物の反物としては年四反が限度とのお話でした。昔の絣と違い糸を細くしており、柔らかな風合いになっているそうです。「大変だけど、これが私の作風だから」と手島さんはオリジナルの作品で複雑な図案や曲線の物を得意とされています。当日は、ホタルが舞う織り柄の着物をおめしになられていらっしゃいました。時期らしく、とてもすてきでしたよ。また、着物用の反物だけでなく、生地を使ったお洋服も展示してあり気軽に絣を楽しんでもらえるようにされています。

ゆつぼ亭より車で所要時間15分 「夢」大吊橋北方入口手前

 

 

 

 

 

 

 

飯田高原・湯坪温泉にある温泉宿「ゆつぼ亭」は和と洋の建築様式が溶け合う離れが人気の宿です。