2016年sasakiさん速報!くじゅう紅葉便り、ファイナルです。

sasaki さんから秋山情報が届きました!いつもありがとうございます(*´▽`*)

季節は足早に過ぎていますね。

ただ今は、九重夢大吊橋が見ごろを迎えていますよ~

九重は、もう冬支度を急いでいるようです。いつになるか待ち焦がれた紅葉シーズンでしたが、いつがピークだかよくわからないうちに過ぎてしまいました。この後はじっくり温泉につかって雪見酒の時期ですね。私は、日本酒がダメなので寒くてもビール(でも雪の便りが聞かれるところは暖かさバッチリだからビールでもおかしくないかも)となってしまいます。
九重へは10月30日、11月3日と登りました。紅葉便りもこれがファイナルとなります。

いずれも牧ノ戸駐車場の混雑を避け、午後少し遅めの登山開始です。

以下、つたないスナップをどうぞ。

 文/写真 sasaki syunnji
10月30日、牧ノ戸峠より扇ヶ鼻へ

最初は、海外から訪れた若い女性の華麗なるジャンプ。三俣のピークが微笑返しをしているようです。

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10月末となると紅葉も名残り惜しそうに葉をつけています。奥にはどっしりと涌蓋山が変わりゆく季節を静かに見守っています。

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またまた、大空に向かってジャンプする女性群に会いました。若さいっぱいでうらやましい~ですね! ※皆さんに掲載OKの了解を戴いています。

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星生山北斜面の名残の紅葉です。夕方のパステル光線に期待したのですが、目にも鮮やかな・・・・・・というわけにはいきませんでした。

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こちらは肥前ヶ城の北斜面、いつもの年なら紅葉の滝となるはずですが、なんだかさびしさが漂う光景でした。来年に乞うご期待です。

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扇ヶ鼻山頂付近の台地に辿り着いた頃は、時折ガスが流れ始め、撮影も思うようにいかなくなりました。涌蓋山に残照に映えるドウダンツツジの赤や黄色の流線を頭に描いていたのですが・・・・・・

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ここからは11月3日の星生分岐までの道程です。この日の目的は、赤く焼けた久住山と西に傾く天の川でした。しかし、目的地に着いたところでまたガス雲に見舞われ、これも思うようにいかない撮影行でした。

沓掛山からの星生山(左)、扇ヶ鼻(右)。もうほとんど葉は落ちて九重は冬支度に入った様相です。

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今日の目的の一つ、赤く焼ける久住山と星生崎といきたかったのですが、太陽の近くの地平線は靄と雲で光が弱く、また赤み不足となってしまいました。

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ラストは、扇ヶ鼻ピークに掛かる天の川と正三角形に揃った月(最も明るい光芒)、金星(月の左下の明るい星)、土星(その右側の星)、そして対岸の火星(左手中段の明るい星)の星景です。

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この二日間、ランプを照らしての下山でしたが、また違った九重を楽しむことが出来ました。

飯田高原・湯坪温泉にある温泉宿「ゆつぼ亭」は和と洋の建築様式が溶け合う離れが人気の宿です。

2016年 くじゅう紅葉情報 sasakiさん速報!

sasaki さんから秋山情報が届きました!ありがとうございます。

文/写真 sasaki syunnji

今年の九州は地震、そして阿蘇の大噴火、また北海道では台風と集中豪雨。地球自身の痛む心がひしひしと伝わってくるとともに、きちんと備えをしておかなければと感じます。

さて、話は変わりまして連休最終日、天気予報は晴れのマーク。3か月ぶりの九重ということで星空観賞を兼ねて紅葉の下見です。しかし、朝も明けきらない牧ノ戸は、濃いガスとひんやりとした風が吹きまくる予想外の天候。でも、沓掛山を過ぎたころは満天の星空が広がり、またお目当てのカノープスも見えて期待は広がります。

以下、10月10日の九重のショットです。

久しぶりなので、歩みはゆっくりと・・・・・・・扇ヶ鼻の台地に着いたころはすでに夜明けとなってしまいました。

右下に見える一等星が全天第二位の明るさのカノープス(長寿星とも言われ、この星を見ることでもう一日長生きができるそうです。)。

奥の山塊は、祖母山系で手前の灯は竹田市かな。

 

 

扇ヶ鼻の山頂に立ち、名峰久住山からの日の出を眺めます。眼下には雲海が広がり、神々しさを感じます。

 

涌蓋山もお目覚め。扇ヶ鼻からの展望は、すっかり夏の緑から衣替え。

 

扇ヶ鼻で「函館塩ラーメン」を食したのち、星生山に向かいました。頂上からは、雲のじゅうたんから三俣越しに頭をのぞかせた由布岳が猫の耳のようでとてもユーモラスに感じます。

 

牧ノ戸の駐車場は、朝の3時すぎには半分以上埋まっていて今日一日の賑わいが予想されます。星生山にも次々に登山者が訪れ、透明度の良い絶景に皆さん心を奪われているようでした。左手から稲星山、久住山、奥に見えるのが祖母山系です。

 

小倉から三日がかりで由布岳~九重を回られているご夫婦と、大船山を前にして1時間半近く、山談議に花を咲かせてしまいました。

 

10時近くになって、名残惜しさを後に星生山を下り、その尾根沿いに見た涌蓋山です。ご覧のように手前のドウダンツツジは、まだほんのり色づいたという感じ。これからの冷え込みに乞うご期待です。道端には、リンドウがきれいに花をつけていました。

 

ラストは、沓掛山付近からの阿蘇中岳の様子です。普段と変わらぬ静けさでした。このまま落ち着いてくれればと思います。

さわやかな秋晴れと自然の中で、心が洗われたようです。今日を一日どうもありがとうでした。

 

飯田高原・湯坪温泉にある温泉宿「ゆつぼ亭」は和と洋の建築様式が溶け合う離れが人気の宿です。