2025年 sasakiさん くじゅう山便り 第五号 ①

sasaki さんからミヤマキリシマの情報が届きました!ありがとうございます!とてもきれいです✨

文/写真 sasaki syunnji

ネットには「平治岳がすごいよ」という情報が満載でしたがアップされた写真は「ホントにそーかなあ」という印象。

昨日までの雨も上がったようで、ふと目覚めると窓にはすごい朝焼け、さっそく九重詣での準備です。

甘く見て7時過ぎに家を出たのが失敗、8時前着の男池駐車場は満杯で付近の路肩まで車で溢れていました。止む無く300mほど戻った道路脇のスペースに止めることとします。

まずは男池橋を渡ります。新緑の頃は過ぎましたが、緑の影にとっても爽やかさを感じます。

途中、かくし水でオオルリを撮影中の女性カメラマンと少しお話し、ソババッケに向かいます。

40分弱で土砂に埋もれた無残な姿のソババッケが顔を現します。次の写真、2017年9月は、こんなにたくさんの花や木々の緑が生い茂った湿原だったのに・・・・・・。

飯田高原・湯坪温泉にある温泉宿「ゆつぼ亭」は和と洋の建築様式が溶け合う離れが人気の宿です。

2025年 sasakiさん くじゅう山便り 第五号 ②

その後、ソババッケからのんびりと1時間20分登ると、眼前に大戸越(うとんごし)の素晴らしい光景が開けます。まさにミヤマキリシマ全開!

登って来た皆さんも感嘆の声、そしてスマホにしっかりこの様子をとどめていました。ここ二年全く花色の無かった山肌、それがピンクの絨毯に戻り、ほっとした気持ちになりました。

次は、平治岳南峰。、約30分の少しきつい登りですが、登山道の両側は満開のミヤマキリシマ。疲れを忘れ登り切ります。

この道からの光景、奥には三俣山がどっしり鎮座し、終始、写真を引き締めてくれます。

そして、南峯から約20分で平治岳山頂に到着。南西に伸びる尾根はつぼみの株と昨年の虫害の名残のせいか、少し斑模様、ですが十分な見応えです。

こちらは大船山方面、あいだに先ほどの南峰が、その稜線沿いはミヤマキリシマが帯となっています。

飯田高原・湯坪温泉にある温泉宿「ゆつぼ亭」は和と洋の建築様式が溶け合う離れが人気の宿です。

2025年 sasakiさん くじゅう山便り 第五号 ③

本峰北端からの西斜面、ほとんど枯れた花はなく、一面のピンクでまさに絶景。遠くに黒岳がちょっぴり顔をのぞかせています。

ラストは恒例の白いミヤマキリシマ、たった一株ですが今年はたくさんの花をつけていました。

 

平治岳山頂では、二年前から山登りを始め、いろいろなルートを探し歩くのが楽しみという大分市内の女性と山の話に花が咲き、とても楽しい時間を過ごすことができました。

今日一日、この素晴らしい天気と景色、そして、各地からの山好きともたくさんのお話ができ、まことに感謝感謝の一日でした。

飯田高原・湯坪温泉にある温泉宿「ゆつぼ亭」は和と洋の建築様式が溶け合う離れが人気の宿です。