伝統の美 絣&竹展

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なつみ娘サロン 茶壺(サコ

大分県玖珠郡九重町大字田野 飯田高原 ℡0973-79-3230

伝統の美 絣&竹展にお邪魔いたしました。ご両人は、九重町を拠点に活躍されております

当日、作家さんお二人に直接お話しをうかがえる機会に恵まれ

作品に対する思いや生みだす時の苦労されたお話を聞く事ができました。

竹工芸作家 岐部 笙芳 さん は、20年前、36歳の時にに別府市の職業訓練校で竹工芸を選択されてこの道に入られたそうです。作風は、とても繊細かつ、しなやかなで竹の持ち味を生かした物でした。

町内にたくさんある真竹、孟宗竹等の竹資源を使い、自然の美、暮らしの温もりを込めて作った竹工芸品です。竹は、日常的によく目にするからこそ「竹からてこんな作品を生みだせるんだ」とあらためて関心させられます。年代をへて、さらに風合いが増すところもいいですね。ご自身がいらっしゃる事もらあり「どうぞ、触ってみてください。伝統工芸は触ってもらわなくては」とお声かけ下さったので、恐る恐る手に取り拝見させていただきました。(バック、菓子器、茶卓など)なめらかで軽く手になじむ感じがしました。

今は、アメリカで個展を開くなど、海外での評価がとても高く、そちらを拠点にして元気にご活躍中です。

絣作家 てしま ひろみ さん 重要無形文化財久留米絣技術保持者会会員図案・手括り・ 種糸かき、織りと全行程を丹念に仕上げていきます。織るのは五反ですが、着物の反物としては年四反が限度とのお話でした。昔の絣と違い糸を細くしており、柔らかな風合いになっているそうです。「大変だけど、これが私の作風だから」と手島さんはオリジナルの作品で複雑な図案や曲線の物を得意とされています。当日は、ホタルが舞う織り柄の着物をおめしになられていらっしゃいました。時期らしく、とてもすてきでしたよ。また、着物用の反物だけでなく、生地を使ったお洋服も展示してあり気軽に絣を楽しんでもらえるようにされています。

ゆつぼ亭より車で所要時間15分 「夢」大吊橋北方入口手前

 

 

 

 

 

 

 

飯田高原・湯坪温泉にある温泉宿「ゆつぼ亭」は和と洋の建築様式が溶け合う離れが人気の宿です。

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