九州の観光地 2 霧島

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「鵜戸神宮」から霧島温泉へ入る前に「霞神社」へまいりました。大きな鳥居をぬけ、700段ある参道を上り境内にはいりました。こちらのルート以外にまだ楽な道があるのですが、ちょっと大変ですが登りきったあと、この地を訪れる事が出来たことに感謝して参拝。神蛇祠前は展望が素晴らしく、山々を抜けて吹いてくる風を受けると、とても清々しさが増しました。境内は私たちだけで、とても贅沢な空間を過ごさせて頂きました。また、社務所にいらっしゃられる方が、白蛇様が見れなかった私たちの為に特別に写真を見せて下さいました。本当にありがとうございました。引いた御神籤も旅立ちの項目に幸福が多い、とあり正にその通りでした

霞神社(白蛇様)由来

霞神社より、西南の位置にそびえる霧島連山は往古から、山岳信仰の一大中心地として多くの人々の心をとらえてきた。
「霞」とは、修験道の綱張りを意味する言葉であることから、かつて、霧島六所権現参りを行う前に、修験者たちが詣で、白蛇様の棲息する山頂岩座を依代して、修行の無事と世の安泰を祈願ったという。
太古の昔より、山頂岩座に棲息するこの白蛇様は、現在もなお、遠近を問わず、多くの参詣人の心を惹きつけてやまない。

全長30cm程度の大変小さな蛇が白蛇様と呼ばれる理由は、保護色であるためにいくつもの体色を有し、特に、岩肌の白色に反応し、白い姿を我々の前に現すことがあるからという。。
俗に云う青大乗の白化したものとは全く種類の異なるものとの事。

向かう、霧島温泉は「霧島屋久国立公園」近くで、特に霧島エリア私の住む「阿蘇くじゅう国立公園」自然環境が近く親近感がわきました。こちらでも、「ミヤマキリシマを多く見かける点や、お宿でヤマメや、たらのめを頂いたのでなおさらですが。温泉は硫黄泉で白濁しており、素晴らしいです。やはり温泉はいいですねー。九州には特色豊かな温泉が数多く存在しているので楽しいですよね。翌朝は、近くの南九州最大の神宮「霧島神宮」に参拝させていただきました。朱塗りのあでやかな社殿、美しい神社は西の日光とも称せられているとか。掃き清められた参道には、苔が美しくはえており、とても爽やかでした。そして、ご神木の大きさに圧倒されました。樹齢800年の杉の木は57mとあり、杉の産地の大分県でもなかなかお目にかかれない高さです。神主さんと少しお話させて頂いたのですが、お知り合いの神主さんのお父様が九重町にお住まいとおっしゃられたので、とても驚きました。悪いことは絶対できませんね。こちらで御神籤を引いたら「大吉」が出ました。とてもうれしかったです。お言葉は

桃桜 花とりどりに 咲き出でて 風長閑なる 庭の面哉

春らしい句で、ゆつぼ亭にもどりましたら庭の、「ミヤマキリシマ盛りでなんとも、さすがでございます。

 

湯坪温泉より霧島神宮へは、所要時間4時間19分です

 

飯田高原・湯坪温泉にある温泉宿「ゆつぼ亭」は和と洋の建築様式が溶け合う離れが人気の宿です。

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