2025年 sasakiさん くじゅう山便り 第四号 ②

三俣山西峰の頂上近くから大船山方面を望みます。この付近のミヤマキリシマも蕾のつきは良好。現在のところ、尺取虫は見当たらずです。

三俣山西峰を少し下った尾根沿いからの涌蓋山。このあたりの蕾は昨年の虫害の影響かとても少ない状況。頑張ってつけた花芽に期待しましょう。

こちらは尾根を下りきり、本峰へ上り返す西斜面、昨年もきれいでしたが今年もこのように花芽が豊富で期待できそうです。

下山途中の西峰から見た三俣山本峰西斜面。緑の部分がミヤマキリシマの紫の絨毯に変わるのを祈るばかりです。

飯田高原・湯坪温泉にある温泉宿「ゆつぼ亭」は和と洋の建築様式が溶け合う離れが人気の宿です。

2025年 sasakiさん くじゅう山便り 第四号 ③

終わりに西峰のイワカガミとマイズルソウ。

午後も天気は持ってくれ、十分、山歩きを楽しむことができました。

今のところ、尺取虫君は静かですが、このあとも何とかご遠慮いただき、素晴らしいミヤマキリシマの世界を見せていただきたいところです。

飯田高原・湯坪温泉にある温泉宿「ゆつぼ亭」は和と洋の建築様式が溶け合う離れが人気の宿です。

2025年 sasakiさん くじゅう山便り 第三号 ①

sasaki さんからミヤマキリシマの情報が届きました!ありがとうございます!

当店のパソコンが調子悪く二分割となってしまい申し訳ありませんm(__)m

 

文/写真 sasaki syunnji

あっという間に季節は初夏間近となってしまいました。

皆様にはお変わりなくお過ごしと思います。

こちらは、夏野菜の植え付け時期、しかし例年とは異なる気候にそのタイミングに苦労しています。

ミヤマキリシマ、仙酔峡はもう見ごろとか。九重もそろそろですね。

そこで今シーズンのミヤマキリシマの状況を図りに久々に九重に向かいました。

平日なのでいつもより早めに家を出て、11時過ぎには牧ノ戸から登山開始。

 

以下、扇ヶ鼻往復の様子です。

この日は、東京から二週間の予定でキャンピングカーで九州の山登りや観光を楽しまれるお二人と、登山届を記入するのにお互い筆記用具が見つからずそれを機に扇ヶ鼻往復をご一緒することとなりました。国内各地の山や花、そして地域の様子(東京の奥多摩のほうに住んでいたことがあり、その近くにお住いとか)など話が弾みました。

 

 

牧ノ戸駐車場から四阿を経てコンクリートの登山道を登るにつれ、ハルリンドウが目立つようになりました。その中に一個の真白の花を見つけ思わずパチリ。

約30分で沓掛山山頂。今年のシャクナゲは、まだつぼみ~満開。例年より一週間ほど遅い感じです。

目指す扇ヶ鼻(奥のなだらかなピーク)は、まだ新緑の時期が始まったばかりのよう。

沓掛山を後にして。馬酔木もまだ花が残っています。このあと、登山道沿いのミヤマキリシマ、いまのところつぼみ例年並みでしょうか。

毎年、満開の花を見せてくれる扇ヶ鼻分岐のミヤマキリシマ。今年のつぼみも良好です。

また、扇ヶ鼻台地への登りはつぼみ数が少ない気がしますが、虫害がなければそこそこ楽しめそうです。

 

分岐から扇ヶ鼻へ向かう道端、小さな赤が目立ちます。クサボケです。ちょうど見ごろとなっていました。

 

昨年、壊滅的打撃を受けた扇ヶ鼻のこの台地、ミヤマキリシマは、頑張って回復はしてきていますがこれまでの素晴らしい光景はまだ先のことでしょう。

 

今日一番の目的であったツクシショウジョウバカマの確認。扇ヶ鼻からの下山途中、一緒になった東京のお二人が扇ヶ鼻台地の道端に見つけてくださいました。

飯田高原・湯坪温泉にある温泉宿「ゆつぼ亭」は和と洋の建築様式が溶け合う離れが人気の宿です。

2025年 sasakiさん くじゅう山便り 第三号 ②

沓掛山まで戻ると、ちらほら咲き出したミヤマキリシマ、列を組んでのお披露目です。

沓掛山のイワカガミ、ここだけ満開で、登山の終わりを飾ってくれました。

最後に、大分県では最も早くシーズンを迎える日出町経塚山のミヤマキリシマ。花数は少なめですが例年通りの開花でした。ということは九重も5月末くらいがシーズン初めかな。まずは、ここを目安に九重の計画を立てます。

                      (写真のお二人には撮影許可をいただいています。)

 

九重の山々でも虫害のないきれいなお花畑がみられることを願ってます。

 

飯田高原・湯坪温泉にある温泉宿「ゆつぼ亭」は和と洋の建築様式が溶け合う離れが人気の宿です。

2025年 sasakiさん くじゅう山便り 第二号

sasakiさんから雪山のお便りです。素敵な写真と文をありがとうございます。

 

三月なのに大雪、九重

 

3月も半ば過ぎというのに、真冬の寒さと大雪、そして昨日から今日と初夏に近い暖かさ、この気候の激変に危機感すら覚えます。

ともあれ、“雪”という声を聴くとじっとして入られないのは、北海道生まれの性でしょうか。

雪模様から天候の回復はあまり望めないものの、19日午後からのくじゅう散歩となりました。

 

牧ノ戸駐車場から夏場であればコンクリートの登山道を、ふかふか雪を踏みながら登ります。

途中の馬酔木が雪衣をまとい近寄るととてもユーモラスに見えます。

 

沓掛山を過ぎた登山道。遠目中央に目標の扇ヶ鼻が望めます。

 

扇ヶ鼻分岐を過ぎた頃、ほんの少しだけ青空がのぞきました。紅葉が楽しめる肥前ヶ城(左のなだらかなピーク)も今日は雪の壁。

 

扇ヶ鼻分岐を少し上がると小高い丘に至ります。エビのしっぽ越しに扇ヶ鼻山頂が目前ですが、膝までの積雪でこれ以上進むのは体力的に無理とここでリタイア。10年ほど前、この扇ヶ鼻で全くのトレースなしのところを腰までズッポリ雪に埋もれながら頂上を目指したことを思い出します。そのときも山頂まであと100mというところで挫折しました。

 

この頃、やっと涌蓋山が雪化粧した姿で顔を出してくれました。

今回は、牧ノ戸駐車場、10台もないくらいの静けさで、登山道で行き会うひとは数えるほど。

ふかふかの新雪を堪能でき、とっても楽しい午後でした。

 

21日、竹田市長湯の籾山神社にフクジュソウを見に行ってきました。

半月遅れとか、満開でした。

文/写真 sasaki syunnji

飯田高原・湯坪温泉にある温泉宿「ゆつぼ亭」は和と洋の建築様式が溶け合う離れが人気の宿です。

筋湯温泉「湯けむり夢花火」の延期について

3月15日(土)に開催予定でした筋湯温泉「湯けむり夢花火」は天候不良のため、3月22日(土)に延期となりました。 ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解いただきますようお願いいたします。

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令和7年度「第72回くじゅう山開き」の開催について

令和7年度「第72回くじゅう山開き」の開催が、令和7年4月20日(日)で決定しましたのでお知らせいたします。

くじゅう山開きはこれまで長く6月第1日曜日開催としておりましたが、時期がミヤマキリシマの満開時期と重なることで登山客やその他観光客の駐車場やトイレが不足する、過度な観光客の集中(オーバーユース)状態が問題となっていました。

そこで、オーバーユース対策について関係機関と協議を重ねた結果、令和6年度より開催時期を4月へ変更しております。

登山シーズンの到来を告げる山開きで、くじゅうの春を感じてみませんか。

1.遭難者追悼回向法要及び安全祈願祭

日時・内容

令和7年4月20日(日)

・8:30 ~ 遭難者追悼回向法要及び安全祈願祭(※ご覧いただけますが、参加は関係者のみです)
・11:00~ 記念ペナント配布

場所

天空の大地 久住高原ホテル(住所:大分県竹田市久住町大字久住4031)

2.山頂行事

日時・内容

令和7年4月20日(日)

・11:00~ 万歳三唱
・11:10~ 記念ペナント配布

場所

大船山 山頂

3.その他

  • 少雨決行

4.荒天による中止の場合

荒天による中止の場合は、下記SNSで発表しますのでご確認をお願いいたします。

<Instagram>
 アカウント:大分県九重町観光情報 kokonoetourism

kokonoetourism_qr

中止の場合の記念ペナント配布について

午前8時~ 岳麓寺登山口、今水登山口、吉部登山口、長者原(雨ヶ池コース)登山口 の4か所にて配布します。
※郵送対応等はできかねますので、あらかじめご了承ください。

5.山岳遭難を防止するためにご協力ください

1 GPS付スマートフォンと予備バッテリーを携帯しましょう
2 経験、体力に応じた無理のない登山を計画しましょう
3 登山届を必ず提出しましょう
  大分県警察本部HP https://www.pref.oita.jp/site/keisatu/tozan.html
  ※インターネット・携帯電話を活用した登山届の受付も行われています。
4 非常食、雨具、照明具は必ず携行しましょう
5 天候不良時は、勇気をもって登山を中止しましょう
6 単独登山はやめて仲間と登りましょう

6.主催

くじゅう観光連盟(竹田市・九重町)

飯田高原・湯坪温泉にある温泉宿「ゆつぼ亭」は和と洋の建築様式が溶け合う離れが人気の宿です。

牧ノ戸峠登山口公衆トイレ使用できるようになりました

牧ノ戸峠登山口公衆トイレは、令和7年1月10日(金)より給水管の凍結のため使用中止としていましたが、1月28日現在、使用ができるようになっています。

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2025年 sasakiさん くじゅう山便り 第一号

今年もsasakiさんから山のお便りとどいています。ありがとうございます。

 

今年は1月10日と遅い初登り。

朝、我が家の二階窓から先日の寒波でまったくの冬の装いとなった三俣山が素晴らしい青空とともに朝日に輝いています。牧ノ戸駐車場のライブカメラもぽつぽつ空きがあるようで、早速家を飛び出します。

途中、湯平から牧ノ戸までほぼ雪道、久しぶりに運転の楽しさも加わりました。

ちょうど12時、11月初め以来なのでとりあえず沓掛山まで行ければと駐車場を出発。

快適な雪道と登山道にかかる樹氷のトンネル。普段、苦になるコンクリートの登りも全くの楽ちんです。

 

のんびり写真を撮りながら歩き40分、沓掛山山頂に到着。だんだん雲が広がってきましたが、陽に輝く雪原が鮮やかです。

このあと、まわりの山は雲に姿を隠してしまい、今日はここまでと下山します。

 

牧ノ戸駐車場上の四阿まで下りましたが、なかなか雲が取れません。

30分以上ここで待機し、やっと北から青空が広がってきました。涌蓋山といつもの四阿、駐車場からここまで約15分ですが、じゅうぶん雪山の景色を楽しむことができます。

 

1時間ほど待ってやっと三俣山も上弦過ぎの月とともに顔をのぞかせました。

一万歩に満たない山歩きでしたが、ふかふかの雪にとても幸せな気持ちになりました。

九重、今年もよろしくです!!

文/写真 sasaki syunnji

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牧ノ戸峠公衆トイレ凍結閉鎖のお知らせ(期間未定)

牧ノ戸峠公衆トイレは凍結のため、本日閉鎖になりました(期間未定)。

登山やドライブの方は長者原ビジターセンター横のタデ原公衆トイレをご利用いただきますよう、よろしくお願いいたします。

復旧いたしましたら再度お知らせいたします。

牧ノ戸峠から長者原地区タデ原公衆トイレまでの道のり(GoogleMap)

【本件についてのお問い合わせ先】 大分県自然保護推進室 TEL:097-506-3022


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