sasaki さんからミヤマキリシマ速報が届きました。ありがとうございます。
文・画像 sasakiさん
梅雨の入りに、やきもきしながら迎えたこの一週間。お宿の方は、ミヤマキリシマを目的に忙しさも増していることと思います。
土曜は一日雨でしたが、明けて3時頃には星空が顔を出しました。晴れ間を期待してさっそく三俣への最速登山口、大曲に向かいます。大曲付近には先週と違い路側帯までかなりの車です。
三俣山頂に掛かったガスが取れるのを待ち、5時15分出発。
以下、諏蛾守越え~三俣西峰~第Ⅳ峰~本峰~第Ⅳ峰~西峰のミヤマキリシマの状況です。
大曲~諏蛾守越え三俣山西峰南斜面のミヤマキリシマはすでにピークを過ぎ、果実の準備に入っていました。そしてこの急登を過ぎると、ほぼ満開の株と、本峰西斜面に織りなすミヤマキリシマの紫の絨毯が待っていました。

まずは第Ⅳ峰の様子が知りたくて、西峰をショートカット。その尾根からの涌蓋山のやさしさあふれる姿です(撮影してよかった!下山路はガスの中でした。)。

本峰への登りから眺めた西峰。これでもまだ8分咲き、多くの蕾が色着きかけたという様子です。

第Ⅳ峰山頂、三俣にしては結構の人出でした。ここは、5~8分咲き、数日後はすばらしい景色となりそうです。右手のピークは中岳。

中岳、天狗ヶ城方向のワンカット、まだまだの蕾の多さのにびっくりします。今週末まで見頃が続くかも。

ここからは、三俣山本峰。徐々にガスの気配が漂ってきました。楽しそうにお話をしながらミヤマキリシマをバックにパチリ、そしてその姿をまたパチリ!

こちらは、南峰ルートで第Ⅳ峰に戻り、素晴らしい光景に感動いっぱいの写真を撮っているお二人をパチリ。中央左のピークが本峰です。

西峰への尾根道から本峰西斜面を眺めました。ガスがひっきりなしに抜けその合間を縫っての撮影です。奥のピークが第Ⅳ峰。

諏蛾守小屋が見えてきました。三俣のミヤマキリシマは、今週末(10日の週)までにピークを迎えることでしょう。週末は北海道なので、これで今シーズンはお別れです。
穏やかで花いっぱいの半日でした。山の神様に感謝です。
来年も頑張れるよう、体力維持と健康に気をつけなくては・・・・・・・・。

※大きく写っている方々には掲載の承諾を得ています。