sasakiさん ミヤマキリシマ情報 2019 その2

sasakiさんからミヤマキリシマ情報をいただきました!ありがとうございますm(__)m
 
文・画像 sasakiさん
 
久住山での山開き、雨をもろともせずたくさんの人が集まったようですね。
のんびり静かなタイプが好きな私は、前日に三俣山の方へ出かけてみました。予想通り、6時前の大曲、狭い駐車場は満車ですが付近の路側帯には2台の車があるのみ、まだ静けさの中の様子です。
時折り顔を出す朝日と若緑に囲まれたすがすがしい空気の中をゆっくりと登り始めます。以下、諏蛾守越え~三俣西峰~第Ⅳ峰のミヤマキリシマなどの状況です。
 
大曲駐車場から約40分、まもなく諏蛾守越えです。ここまでのルートには満開~7分咲きの小さな株のミヤマキリシマが点在しています。緩やかな鉱道を過ぎると、瓦礫の本格的な登り、株は大きくなり見ごたえが出てきます。
 
復活した「愛の鐘」、西峰への道の中、鐘の音が響きわたります。
 
西峰への登り、東に大船山が顔を見せ始めるころ、見頃を迎えたミヤマキリシマが目に飛び込みます。全体的には5~6分咲きですが、多くの蕾が付き、2~3日で素晴らしい咲きっぷりになりそうです。
 
西峰への急登が過ぎたころ、一本の白ドウダンを見つけました。朝のやわらかな光を受け、何となく愛らしく感じ思わずマクロレンズでアップしてしまいました。
 
三俣山の登山道わきには、イワカガミやマイヅルソウが群をなして咲いていました。どのポーズがよいか迷ううちに瞬く間に時間が過ぎていってしまいます。
 
マイズルソウ。
 
ミヤマキリシマのアップです。朝のすがすがしさが片袖の露のビーズに映っているようです。
 
第Ⅳ峰からのミヤマキリシマの状況。どの株もつぼみがいっぱいで、今週末には見頃を迎え、素晴らしい紫の絨毯が楽しめそうです。奥のピークは、右端が天狗ヶ城そしてその左隣が中岳です。
 
本峰から西峰へ戻る尾根みちからの涌蓋山。ここもミヤマキリシマのつぼみがいっぱい。この週末が楽しみなところ、でも梅雨の気配が・・・・・・・。
 
西峰から下山の途中、朝の早い時間帯より本峰西斜面の紫が濃くなったように感じられました。
 
ラストは、白のミヤマキリシマです。鉱山道から大曲駐車場に降りる登山道のわきに小さな株が一つありました。
 
午前中は穏やかな日差しに恵まれ、咲き始めたミヤマキリシマをはじめ、種々の花々を楽しむことができました。ここ三俣山の今日のルートは、つぼみの付きが良く、虫害さえなければ素晴らしい光景が期待できそうです。
なお、先週は、扇ヶ鼻を見て回りましたが、扇ヶ鼻の台地への登りまではつぼみの付きは比較的良いのですが、その上の台地は、いくつか蕾の多い株はあるものの全体的に少なめで十分楽しめるか心配です(三俣山と同じく今週末くらいが見ごろ?)。
 
今週末、ぜひ晴れ間が出ますように !
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