北大船山に行ってきました。
提供 文/写真 Sasaki Syunnji
今日は、梅雨入りしたことが感じられないほどのまばゆい青空。
珍しく、早めの行動、男池7時15分出発です。ミヤマキリシマのシーズン、そして土曜というのに駐車場はまだ半分以下。平治岳が今一つなせいしょうか。
先週と同じルートで大戸越に向かいます。
ゆっくり歩いて2時間半、三俣山をはじめ九重の名だたるピークを背景に先週のミヤマキリシマの大株は健在です。
今日は、平治岳との分岐を北大船山方面へ。
登山道脇、ところどころでイワカガミの群落が。また、高度を上げるにつれ、見え隠れしていたミヤマキリシマの数が増え、咲く株も目につきます。
北大船山の稜線に出るとミヤマキリシマの見事な群落が目に飛び込みます。虫害はなく、満開の株とたくさんのつぼみを付けたものとが混在し、数日後には、さらに素晴らしい光景が期待できそうです。また、普段、水のない窪地には一昨日来の雨がたまり、さながら湖面のよう、しばし見とれてしまいます。
左のピークが大船山、中央の小高い丘が北大船山。今日は、ここが目的地です。
振り返ると平治岳が顔をのぞかせていました。例年だとこのエリア一面ピンクに変わるのですが今年はかなり色付きが少ない状況です。
北大船山頂、大船山をはじめ九重の山々が一望できる絶景ポイント。皆さん笑顔にあふれていました。
※掲載の承諾はいただいています。
段原到着。一面にミヤマキリシマの広がり、日当たりのよいせいか満開を少し過ぎた感じ。
左の兜のような形が三俣山、右が今下ってきた北大船山、そして中央にちょっぴり涌蓋山が顔をのぞかせています。
大船山方向のミヤマキリシマの多くはまだツボミですが、夏の緑に映え、とても爽やかに感じられます。
帰途は、午後の光に照らされ北大船山尾根からのまた違った光景を楽しむことができました。
穏やかな天候と、そしてこのシーズンにはありえない静けさの中で一日を過ごすことができ、とても感謝です。
とっても、旬なお便りを頂いているのに、公開が遅くなってすみません💦
皆様の登山が、安全で楽しい事を祈っております。 旅荘ゆつぼ亭