2018年Sasakiさん くじゅう山便り  冬 3/10最終便 1

「くじゅに生かされている」旅荘ゆつぼ亭でございます(*´▽`*)
平野部では、梅の花も散ったころでしょうが、こちらは、まだ固い蕾です。
くじゅう山便り最終便が届きました♪
雲海と涌蓋山、樹氷・・・とても幻想的です。ありがとうございます!
 
春と思いきや、突然の雪景色と雲一つない青空にとても満足でした。
でも、お仕事や生活されている皆さんにとってはこんな時期にと迷惑雪なのかもしれませんね。。。
 
3月10日(土)、前日の交通情報にチェーン規制が出ていたので、淡い期待を寄せながらの九重行きです。長者原までの路面はほとんど雪はなくやっぱりだめか・・・・・と思っていたところ、すぐさま全くの雪道に変わり、期待が膨らみます。
九重は、春の淡雪? それでも登山道は扇ヶ鼻頂上まで7~10cmの雪に覆われ、朝の冷え込みでときおりキュキュッと心地よい響きが聞こえてきました。また、牧ノ戸から頂上までびっしり霧氷が付き、紺青の空に映えとてもきれいでした。
少しですが様子をご紹介します。
提供 文/写真 sasaki syunnji
 
5時ちょうどに牧ノ戸を出発し、すぐ上の四阿で星空の撮影。左手にひしゃくを縦にした北斗七星、ほぼ中央のやや明るい星が北極星、そして右下に「W」の形のカシオペア座と春と秋の代表的星座が対峙しています。中央下にはどっしりと上泉水山と黒岩山が腰を据え、左に雲の上に頭を出した涌蓋山、右に由布岳が構えます。
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雲海を背景に朝日をいっぱいに浴びた涌蓋山。 雪と霧氷をまとい、今朝は優雅な一面を見せてくれています。
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扇ヶ鼻分岐を登り、さらに山頂への道の両側にはこんな立派な樹氷(?)が。これが春の九重なんて思えない!!樹氷の合間から下弦過ぎの月が顔を出します。
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この頃になって、やっと扇ヶ鼻の台地にも光が降りそそぎ始めます。久住山越しのに太陽、左に中岳、天狗ヶ城と続きます。
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朝の光をいっぱいに浴びた扇ヶ鼻の斜面。一昨年の夏はミヤマキリシマの紫のじゅうたんで彩られていたことを思い出します。
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飯田高原・湯坪温泉にある温泉宿「ゆつぼ亭」は和と洋の建築様式が溶け合う離れが人気の宿です。

バレンタイン

チョコレートは、召し上がりましたか?

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タコ焼きではありませんよ~

本日は、最中の皮にシリアルとナッツとチョコレートを詰めたコーヒーのおともを用意致しました。

ホワイトーデーには、マシュマロクッキーを用意いたしますよ♪

桜の塩漬をあしらった物が昨年は好評でした(*´▽`*)

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メンテナンス

檜風呂をメンテスいたしました。

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4年前にリニューアルしたのですが、スノコが痛んできたのでカンナをかけました。

香りがいいですよ~

ヒノキとはいえ、無塗装だと寿命が短いですね。

2年以内にスノコは総入れ替えになると思うので、頑張って営業します(*´▽`*)

 

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鏡開き

本日は、鏡開きでしたね。

もちろん、おぜんざいを用意致しました♪

外にお供えした鏡餅は、きれいに無くなっていたので

狸か狐かはたまた、イタチもご相伴したのでしょう。

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張り子の戌のデザインは可愛らしいですよね。

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お正月のご朝食は、おせち料理とお雑煮を用意いたしております。

洋風お食事処には、犬の絵も・・・「いつもあるじゃないか」とのお声も聞こえてきそうですが

今一度、鑑賞されてみてはいかがでしょうか?

問題です・・・犬は何匹描かれているでしょうか?

答えは・・・ 現地にて(*´▽`*)

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当館の海老蔵さんに、ひとにらみしていただきましょう。

今年も、一年健康でありますように!

 

 

 

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2018年Sasakiさん くじゅう山便り◇1月6日(土) 

◇1月6日(土) 三俣山

提供 文/写真 sasaki syunnji

前日の寒波に期待しての三俣山。予想に反し、それからの積雪はほとんどなく、また、天気予報も外れ冷たい北風とガス雲が押し寄せる大曲の駐車場でした。

今日は、単独行で、前にすぐ先を行く登山者の足跡が一筋だけ。廃鉱山道を抜け、諏蛾守越への登りからの星生山。本格的冬山という装いですね。

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三俣山西峰を越え、本峰と第Ⅳ峰分岐に向かう登りからの第Ⅳ峰。この頃からガス雲が途切れるようになり、びっしり霧氷を着込んだ山肌の素晴らしい景観が現れ始めました。

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三俣山本峰。奥に左から平治岳、そして北大船山、大船山と連なります。この時間になり風も和らぎ、ほどよくガス雲が過ぎて、一面の霧氷と深青の空が織りなす最高の山日和となりました。また登ってくる皆さんと行き交うようになりました

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山を下りる頃、霧氷(?)をまとった涌蓋山も姿を現し、三俣の霧氷と二重奏を奏でていました。

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西峰からの大船山と北大船山(左の白い尾根)、とっても近く見えました。2日にこの稜線を辿り、大船山を目指したのですね。

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帰路に着く登山者の皆さん。素晴らしい景色にきっと満足されたことでしょう。背景の山並みは、左から黒岩山、大崩ノ辻、上泉水山、下泉水山。

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とても良い天気に恵まれた九重山行でした。

 

 

 

 

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2018年 謹賀新年

謹んで新年のお慶びを申し上げます
旧年中は格別のお引立てを賜わり厚くお礼申し上げます。
 本年もより一層尽力してまいりたいと存じておりますので、何とぞ昨年同様のご愛顧を賜わりますよう、お願い申し上げます。
 本年が、皆様にとって輝かしい年とならんことを折り申し上げます。

                                                             平成30年元旦

 

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年末のごあいさつ

早いもので、本年もあと1日を残すのみとなりました。

今年も、皆様のおかげで商いさせていただけました。

誠にありがとうございます。

来年も精進してまいりますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

来る年が皆様にとって幸多い事を心よりお祈り申し上げます。

 

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来年は戌年ですね♪

忠犬ハチ公の様に、皆さまのご来館をお待ちいたしております。

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張り子の戌とっても愛くるしいのですが、なんとなく猫成分が強めのような・・・

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冬至 一陽来復

年末も押し迫ってまいりました。皆さまいかが過ごしでしょうか?

冬至ですね。冬至は「一陽来復」の日でもあり、転じて悪いことばかり続いたあとでも、ようやく幸運に向う日とされます。とのことです。

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冬至といえば柚子湯ですね。

柚子の香りが「邪気払い」になるという説や、万一何かあっても、

「融通が利く(ゆうずう=ゆず)」という言い伝えもあります。

昨年に引き続き、鬼柚子を用意いたしました♪

普段見慣れたものよりも、ずいぶんと大きくハンドボールぐらいのサイズがあります。

「一陽来復」と唱えて柚子湯につかるといいそうですよ~

・・・じつは、鬼柚子は獅子柚子ともいいブンタンの仲間でユズではない事を今、知ってしまいました・・・

ここは、融通をきかせて頂いて柚子湯ということでお願いします。

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珍味 ニジマスの卵

ニジマスの卵をご覧になられたことはありますか?

ちっちゃなイクラのような感じなんですよ~

魚卵全体をイクラと呼ぶらしいので「湧水イクラ」とかネーミングするといいかもしれませんね。

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余談

宮崎県では、チョウザメの完全養殖に成功し国産のキャビアを販売されているんですね!すごい!!

宮崎キャビア1983 https://www.japancaviar.jp/

 

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Sasakiさん くじゅう山たより

秋から冬への衣替えの九重です。

提供 文/写真 sasaki syunnji

5日午後、九重は快晴。

沓掛山まで日没目当てのミニ登山です。牧ノ戸駐車場のすぐ上にある四阿でカップル一組が涌蓋山、八丁原方面の眺望に見入っていました。(写真OKをいただいてます)

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沓掛山からの登山コースも紅葉は、ほぼ終わり。それでも秋の味ある日差しに残り香を楽しむことが出来ました。

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秋の日は短く、そそくさと日影が追いかけてきます。左の三俣山、右の星生山北斜面はもう冬の装いです。

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阿蘇の涅槃像は、まもなく雲の布団に包まれ眠りにつく頃となりました。

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11月というのに、リンドウの花も一画に頑張って咲いてくれていました。

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太陽も地平線近くとなり、マジカルな光線が次第に山々を赤く染めていきます。この瞬間が日の入りのメインイベント!

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そしてこんなアドリブが・・・・・・紅の空に浮かぶ普賢岳です。

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もう一つおまけに、こんな日没も・・・・・・・大気の屈折現象でお団子の重なった太陽です。

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秋の名残を惜しみ、着々と冬に向け準備している九重の姿を垣間見るひとときでした。

 

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