2022年Sasakiさんくじゅう山便り ミヤマキリシマ編 第4報

昨日4日、天気もまずまずでしたので牧ノ戸ルート沿いのミヤマキリシマを見てきました。

翌日は雨との予報でこの日は貴重な休日晴天、九重は大混雑だろうと夕焼け登山とします。

目指すは、15時出発でも十分日没まで戻れる扇ヶ鼻。

以下、開花状況を写真にて。

提供 文/写真 sasaki syunnji

始めに牧ノ戸駐車場から15分ほど上った四阿からの星生山北斜面。現在は登ることはできませんがほどほどの色付きです。

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登山道脇の紅ドウダンツツジが咲きだしました。

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白も開花し始めています。このほか縦に筋の入ったサラサドウダンもありました。

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沓掛山のミヤマキリシマはぼ終わりですが、その先の登山道沿いは見ごろの株が随所にあり目を楽しませてくれます。

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扇ヶ鼻分岐のミヤマキリシマ。奥には涌蓋山が鎮座します。この辺りに来ると例年より花付きがよくなく、また尺取虫による食害も目立ちます。

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扇ヶ鼻の台地への登りは、かなり深刻で南側にわずか紫の領域を見るだけ。台地から見上げる扇ヶ鼻頂上方面も、このように満開の株は数えるほどしかありません。

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唯一、肥前ヶ城を望む突端の壁は例年に近い色付きでした。奥に見える岩壁は星生山、山頂付近にはけっこう紫色の広がりが見えています。

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扇ヶ鼻山頂から星生山方面。思うような色合いになっていないのが残念です。また、今年はドウダンツツジの花数も少ないようです。

ただ、台地の南側(写真右手)には、多くの蕾があり尺取虫との競争に打ち勝つことができれば少しはいつもの光景が見られるかもです。

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ということで、今シーズンの九重は尺取虫の害が広く発生し、ミヤマキリシマの大群落というのは難しいようです。

でも、登山道には懸命に咲かせている株も多く、ゆっくりと歩みを進め一つずつ眺めていくと今までと違った楽しみ方ができそうです。

一株ごとに変わる色あい、2~3輪の花をつけた愛らしい超ミニ株、岩にしっかり根付く株の創る一枚の絵、今シーズンはそんな風情を探しに・・・・・・。

 

レポありがとうございます!

今年は、7年に1度の虫の被害とのこと・・・

それでも、くじゅうの解放感は抜群ですよね!

湯坪は、涌蓋山の裾野にありますよ~

4日は、ホタル観賞は十分に楽しんで頂けました!

☆☆☆おまけ☆ぐらいです♪

 

 

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