昨日はほんとに老体に鞭打って大船山に登ってきました。
でもそのかいあって見事な紅葉を眺めることができました。
提供 文/写真 sasaki syunnji
朝は雲一つない快晴、二階の窓からの三俣山もくっきりです。
そして、思わず九重のほうへ足が向いてしまいました。
今日は、今水からの大船山直登の予定でしたが残念ながら林道が通行止でやむなく男池のほうに回ります。
清掃協力金100円を払い、おばさんの気を付けての声にさあ行くぞと思いますが足がついてきません。4ヶ月のブランクはかなり大きいですね。
のんびりゆっくりまずは隠し水まで足慣らし、綺麗なまだ緑多い木立の中を進みます。地面にはトリカブトの青い花弁が残っていました。しかし、かくし水に着き唖然、以前の面影は全くなく一面のガレ場です。さらにその先のソババッケは、枯れた池のように全面が大きくひび割れ、木々は全く生気を失い立ち枯れ状態でした。
多分この夏の豪雨のせい?、また大戸越の手前までその爪痕は残り、登りは道に迷うほど。
平治岳南峰をトラバースすることとなりやっとの思いで本来の登山道に合流し、大戸越まで3時間も費やしました。
そして1時間かけ北大船山を過ぎ、その後5分ほどで段原に到着です。なんと86歳の方が単独登山(?)されていました。
少しの休憩を取り、直ぐ大船山頂上に向かいます。
急登に入る直前に斜光線に浮かぶ紅葉の景色がこの時間帯の見ものです。
定番の大船山頂上からの御池。紅葉真っ盛りです。
山頂は珍しいのんびりとした静けさ、一人たたずむ女性クライマーが蒼空にとけ込んでしまいます。
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大船山の名所、紅葉の滝です。今年は色合いがとてもよかった。
段原方面の紅葉です。満天星つつじが赤い絨毯となって広がっています。
ラストは、午後の斜光に映える大船山。本当に苦労し登ってよかった。
このような状況の中にも自然の素晴らしい恵みとともに、往復の登山道や一般道の大きな変化にその脅威を見せつけられたようです。もう少し頑張らなければならない年頃です。