朝晩の冷え込みが一段と・・・・・・と思ったのもつかの間、昨日今日と少し汗ばむ日となっています。
人類のせいなのかそれとも大自然の成せる業か、はたまた地球上の大きな時間の流れの一部なのか、でも季節は確実にめぐっているようです。
九重の紅葉は麓へと、そして沓掛山は秋の終わりを迎えていました。
お宿はもうすぐ冬支度でみなさんのお出迎えとなるのでしょうね。心も体も温める泉、格別です。
提供 文/写真 Sasaki Syunnji
というわけで、今シーズン・ラスト、夕日に燃える紅葉を手軽に楽しめる沓掛山へ出かけました。
まずは、長者原からの三俣山、秋から冬への衣替えに入ったようです。
平日、そして15時近くとなると牧ノ戸駐車場は余裕をもって停められます。
15時ころにピークをやや過ぎた紅葉の木々の中をのんびりと、この時間山を下りる人ばかりです。
涌蓋山も紅葉がかなり進んでいるようです。牧ノ戸すぐ上の四阿から。
沓掛山頂上からの扇ヶ鼻方面。点在する紅葉がひときわ目を引きますが、最盛期は過ぎたようです。
三俣山方面には、夕方の光線に輝くオレンジ鮮やかな紅葉。思わず連写してしまいました。
夕日を受け、これまでの赤や黄色が輝きだしました。これから始まるつかの間のイベント。
その瞬間、九重が燃えるように、そして木々の葉がより深く沈んだ赤へと変わります。ほんのひと時の絶景です!
その後は、静かに太陽は沈みつつ九重に一日の終わりを告げます。シルエットとなった普賢岳を添えて(左手のピーク)。
たった二時間半でしたが十分に満足のいく山行でした。今日も九重に大感謝です。